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教育環境観測所

3・11以後、生き方を見直しました。自然災害と放射線の低線量被爆にさらされた地域に根差した生活をやっていきます。教育と環境の視点で試行錯誤しながら。

「モヤモヤ紅白」のお口直しは、NHKニューイヤーオペラコンサートで!

 紅白の失望感を吹き飛ばしてくれたのは、やはりNHKの良質番組でした。

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 日本の音楽文化の底力をしっかり伝えてくれました。正月3ケ日の終わりにふさわしい心地よい声楽に酔いしれることができました。「奇抜な」というべきステージ隅のバーカウンター仕立ての司会席は、エスプリの効いた大人の会話で和やかな進行を演出していました。

 比べるのもなんですが、政治垢にまみれたような紅白は、今回で完全に価値を失墜しました。三輪さんの代わりに。奮闘した大竹しのぶさんなど、出場歌手おひとりお一人は素晴らしいとは思うのですが、何せあの演出と流れの中で、じっくりと歌を鑑賞するという基本的なところが損なわれてしまっていたのは確かだったと思います。民放番組と比べても、音響や演出、持ち時間など純粋に「音楽ファウスト」の番組作りをしていたかという点では明らかに劣っていたのではないでしょうか。最近の民放の方が、歌手のパフォーマンスを最大限発揮させる演出・構成に力を入れているように思えます。

 ほんと、受信料を払う気が失せるところを、かろうじて首の皮一枚でつないでいるのが、この「ニューイヤーオペラコンサート」のような、たま~に放送する珠玉の番組なんですよね。コレハ戦後文化の成熟に貢献したNHKマン魂をもったスタッフががんばっている稀有な例なのでしょうか。この際あらためて放送法の見直しを含めて「公共放送NHK」の在り方を再検討するべきと考えます。