教育環境観測所

3・11以後、生き方を見直しました。自然災害と放射線の低線量被爆にさらされた地域に根差した生活をやっていきます。教育と環境の視点で試行錯誤しながら。

奇しくも、2回目の東京オリンピック間近、歴史は繰り返す。

「父ちゃんどこさ行った」奈良寮子 

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 私の父も、子育てと働き盛りだった頃、’東京さ出稼ぎ’に行ってました。

帰ってきたときのお土産のうれしさと同時に、「母ちゃん農業」生活の不安感は、子ども心に大きな影を落としていたと思います。

 苦しい生活であっても、あの頃の農業には、「主食のコメを自給生産する。おいしい米を作る。」といった、労働・生活への「張り」や「誇り」があったと思います。TOKYO2020に向けてのインフラ整備ではどうでしょう?建設関係はもちろん、食糧も、教育・福祉・水も、いったい誰が誰のために働いて暮らしていくというのでしょう?

 生きがいをもって働くことができる持続可能な社会こそが、「教育・環境」のめざすところです。

※「三ちゃん農業」は、じいちゃん・ばあちゃん・ かあちゃんが主な働き手である、男性が出かせぎや勤めに出て、他の家族により行われる農業経営。昭和30年代後半の語。(by:kotobank.jpデジタル大辞泉) 祖父母がいなかった場合は「母ちゃん農業?」