教育環境観測所

3・11以後、生き方を見直しました。自然災害と放射線の低線量被爆にさらされた地域に根差した生活をやっていきます。教育と環境の視点で試行錯誤しながら。

「ていねい」な 強 行!

環境省の「ていねいに説明する」は、無能な行政機関が冷淡に業務を遂行すること。 たとえ話「測量業者をしたがえた開発業者が立ち退きの現地に直接乗り込むの巻」 「話し合いに応じないから、強行せざるを得ないだよね だんなさん」 と「ていねい」に冷たい…

田中正爺現る 「 余は栗原の百姓なり 真の文明は山を荒らさず                    平和憲法を破らず 少数者を殺さざるべし 」

足尾銅山問題同様、現代の権力による弾圧現場に現れる田中正造ならぬ田中正爺です 2014年5月20日国会前に出現! 指定廃棄物最終処分場(長期保管施設)候補地の白紙撤回を求める署名 1万7713筆(2015・09・02現在で2万767筆)を環境省に提出する 2014年6月1…

深山(栗原市)の 牛たちの叫び と 市民の意思

震災のどさくさで作った「特措法」は初期段階の役目は終え、今や除染や汚染物処理、被災(被ばく)者支援において問題満載・矛盾続出の廃止すべき法制度となっています。ところが、3年経過後の見直し規定をも無視し愚行政策は継続されています。この特措法の…

指定廃棄物の長期保管施設(最終処分場)の建設計画は    原子力行政の矛盾の集積所

今週のお題特別編「はてなブログ フォトコンテスト 2015夏 」

原発の最前線で働く者よ。その力は、市民に犠牲を強いる差別構造の打破に向けよ。対峙すべき相手を見誤ってはいけない。

2015年8月11日 川内原発再稼働の暴挙・愚行を批判します。 30年経過の老朽化設備のチェックの不備や、火山・地震・気象災害・国際紛争・テロ等のリスク対応の不備、不十分な避難計画といった問題。事故の賠償や廃棄物処理、設備保守・点検・更新といった…

憲法9条とロボット3原則を守り育てる

人類を脅かす科学技術の脅威 未来へ希望を託すのも やはり科学の子 ロボット工学三原則 第一条 ロボットは人間に危害を加えてはならない。 また、その危険を看過することによって、 人間に危害を及ぼしてはならない。 第二条 ロボットは人間にあたえられた命…

2013・1・1 もう2年目・・・山場の年へ

米の放射線量の測定(2012年11月)

米の放射線濃度 (K市の食品持込み測定による参考値)Bq/㎏ ぬかで測定すると、K市の測定でも下限値10Bq/kgの数値で測ることができ、 係数換算で玄米や白米での数値を推測することができます。 ◆昨年(2011年)の米のデータ (非除染田 ※カリウム散布だけの…

天日干し→脱穀 (2012年10月)

■ 天日干しで乾燥後、いよいよ脱穀作業です。籾だけを稲束から とりはずします。 使う道具は、タラッタラッタラー♪ あしぶみだっこくき(足踏み脱穀機)!! 1a(アール)ほどの田んぼなので可能ですが、 人力の動力で全部まかなうのは大変です。(筋肉痛必…

収穫は楽しい(2012/9月~10月)

■ 実るほど こうべをたれる 稲穂かな ■ うれしくもつらい労働 稲刈り ・・・ 手刈りの時代、地域の行事に「稲刈り競技会」がありました。 当時の名手(現在80歳超)から指南をいただきました。 見習いの私でも刈り取るまではできても、くるっと回して、 ギュ…

田園の憂鬱(2012/8月)

水田が濃い緑に染まり青空には入道雲が沸き立つ8月。夏の原風景です。 すくすくと育つイネの生育が豊かな収穫を期待させてくれる田園風景。 少年時代のこんがり日焼けた肌の色と草花の鮮やかな原色で彩る懐かしい 舞台の風景です。そして、当観測所の教育・…

除染試験田report2(2012/6~8月)

穂が実ってきました。 でも、隣接する水田(下図↓除染作業なし)に比べると実入りは明らかに落ちます。これは肥料不足の影響です。表土を剥ぎ、代掻きで養分の混じった濁り水を3回流した除染作業のせいでしょう。収穫量での影響も見るため、追肥は特にして…

除染試験田report1(2012/4~5月)

休耕田の中の7m四方(約2分の1反)の表土を約5cmはぎました。 (前年度代掻きしたので、表面粘土層にセシウムが吸着されている) トラクターで田ぶち後に代掻き。除草機でかくはんしながら、セシウムの吸着した粘土分が含まれる濁り水を3回排水します…