奇しくも、2回目の東京オリンピック間近、歴史は繰り返す。
「父ちゃんどこさ行った」奈良寮子
https://www.youtube.com/watch?v=zLjzRP8FF5U
私の父も、子育てと働き盛りだった頃、’東京さ出稼ぎ’に行ってました。
帰ってきたときのお土産のうれしさと同時に、「母ちゃん農業※」生活の不安感は、子ども心に大きな影を落としていたと思います。
苦しい生活であっても、あの頃の農業には、「主食のコメを自給生産する。おいしい米を作る。」といった、労働・生活への「張り」や「誇り」があったと思います。TOKYO2020に向けてのインフラ整備ではどうでしょう?建設関係はもちろん、食糧も、教育・福祉・水も、いったい誰が誰のために働いて暮らしていくというのでしょう?
生きがいをもって働くことができる持続可能な社会こそが、「教育・環境」のめざすところです。
※「三ちゃん農業」は、じいちゃん・ばあちゃん・ かあちゃんが主な働き手である、男性が出かせぎや勤めに出て、他の家族により行われる農業経営。昭和30年代後半の語。(by:kotobank.jpデジタル大辞泉) 祖父母がいなかった場合は「母ちゃん農業?」