教育環境観測所

3・11以後、生き方を見直しました。自然災害と放射線の低線量被爆にさらされた地域に根差した生活をやっていきます。教育と環境の視点で試行錯誤しながら。

”アパマン爆発事故”の根本原因・・・「清浄スプレー」という名の有害物質問題

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 爆発原因の構造は、スプレー缶自体の不正使用、スプレー未施工詐欺の隠ぺい、現場管理の不適切、等々いろいろあるようだ。が、根本原因は、「有害を有害と認識しない環境認識の蔓延」にある。のではないか?

 例えば、下の画像を問題視してこなかった「安全神話」、醸成した「企業主導のリスクコミュニケーション戦略」がそれだ。

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 わかりにくく、ごまかしやすい低線量の放射能や微量の重金属、化学物質の希釈・拡散処理(=環境汚染=公害)も同様だ。

 「環境について科学的認識」の問題などと、たいそうなことを言わなくても、もう少しましな「理科の基本学力」が育てられていれば、随分状況は変わるはずだ。環境を守るのは、やはり教育の力。ということだろう。